“藤四郎”の読み方と例文
読み方割合
とうしろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
邸の中へ入って調べて見ると、この時の盗難が金子きんす三百両と秘蔵の藤四郎とうしろうふり
其の元祖藤四郎とうしろうという人がヘーシを発明致したは貞応ていおうの二年、開山道元どうげんに従い、唐土へ渡って覚えて来て焼き始めたのでございましょうが、これが古瀬戸こせとと申すもので、安貞あんてい元年に帰朝致し
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
本当に貞宗だった日にゃ、十両で売っちゃ大変に損だから、一日待って貰って、知り合いの刀屋を二三軒当ってみると、——とんでもない、そいつは備前物で、彦四郎でも藤四郎とうしろうでもあるはずはねえ。