藁埃わらぼこり)” の例文
庄兵衞は疊の合せ目に坐つて、眼ざはりになるほど飛び出してゐる藁埃わらぼこりをむしりながら、もう一度困惑しきつた顏をして見せるのでした。
番太の吉六は、膝の上の藁埃わらぼこりを拂つて腰を伸ばします。