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薬種
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くすり
ふりがな文庫
“
薬種
(
くすり
)” の例文
旧字:
藥種
「ですからさ、きのうもちょっと、お耳に入れたじゃありませんか。旦那のおたくは
薬種
(
くすり
)
問屋、
砒霜
(
ひそう
)
なんかもおありでしょう」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『血どめだの、陣中
膏
(
こう
)
だの、
種々
(
いろいろ
)
な
薬種
(
くすり
)
を持っちゃあ、方々の御陣所の御用を聞いてまわるのさ。生命がけの商売だよ』
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところへ蜀の都から、傷病兵のために多くの
薬種
(
くすり
)
と糧米とを輸送して来た。指揮官には誰がついてきたかと訊ねると
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おっと、今日は急ぎの用先きだっけ。
薬種
(
くすり
)
を
煎
(
せん
)
じるにも気永が大事さ。辛抱はするからね、たのんだぜ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
権太夫、そういって、
薬種
(
くすり
)
くさい一室の隅にしゃちこ張っている。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
構えも立派な
薬種
(
くすり
)
問屋である。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
“薬種”で始まる語句
薬種屋
薬種問屋
薬種商
薬種掘