“薬性”の読み方と例文
読み方割合
やくせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只刃物で死んだら、其刹那せつなに肉体の痛みを覚えるだらうと思ひ、病や薬で死んだら、それぞれの病症薬性やくせいに相応して、窒息するとか痙攣けいれんするとかいふ苦みを覚えるだらうと思ふのである。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)