“やくせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
約声50.0%
薬性50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばし剣箭けんせんを休めて、開戦にさきだち、一言なさんとの約声やくせいである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
只刃物で死んだら、其刹那せつなに肉体の痛みを覚えるだらうと思ひ、病や薬で死んだら、それぞれの病症薬性やくせいに相応して、窒息するとか痙攣けいれんするとかいふ苦みを覚えるだらうと思ふのである。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)