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蔡慶
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さいけい
ふりがな文庫
“
蔡慶
(
さいけい
)” の例文
彼はつねに帽の
鬂傍
(
びんぼう
)
に何か花を
挿
(
さ
)
す習慣を身につけていたので
河北
(
かほく
)
の人は彼を、
一枝花
(
いっしか
)
の
蔡慶
(
さいけい
)
とも呼びならわしていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蔡福はさばきに困って、その暁、ふたたび大牢に帰り、弟の
蔡慶
(
さいけい
)
に相談してみた。聞くと蔡慶は手を打って笑った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、一
枝花
(
しか
)
の
蔡慶
(
さいけい
)
も、兄の
蔡福
(
さいふく
)
も、全然これを、意識的に見のがしていた傾向がある。——さきに梁山泊の密使
柴進
(
さいしん
)
から
沙金
(
さきん
)
千両をもらっていた
礼心
(
れいごころ
)
でもあったろうか?
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蔡
漢検1級
部首:⾋
14画
慶
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“蔡”で始まる語句
蔡
蔡瑁
蔡和
蔡仲
蔡邕
蔡九
蔡京
蔡福
蔡陽
蔡琰