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蓮華王院
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れんげおういん
ふりがな文庫
“
蓮華王院
(
れんげおういん
)” の例文
翌る日——
牛車
(
くるま
)
の支度をととのえて、禅閤はふたたび吉水へ出直した。そして、上人の身を一時、
阿弥陀
(
あみだ
)
ヶ
峰
(
みね
)
のふもと
蓮華王院
(
れんげおういん
)
の
辰巳
(
たつみ
)
にあたる小松谷の草庵に移した。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蓮華王院
(
れんげおういん
)
の境内から、あのまま他へ姿をかくすことも考えないでもなかったが、それでは、連れの光悦へ非礼に当るし、また
禿
(
かむろ
)
のりん
弥
(
や
)
へ、帰って来るといった言葉が嘘になる。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「よしよし、すぐ戻って来るよ。……もし光悦どのが訊ねたら、
蓮華王院
(
れんげおういん
)
の近所まで、
知人
(
しりびと
)
に会うために中座しましたが、間もなく帰ってくるつもりですといって出たと伝えてくれ」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
親族の者や、門弟中の
重
(
おも
)
なる者、十七、八人が彼を取り巻いて、寒いせいもあろうが皆、そそけ立った顔つきを揃えていた。彼のまわりを取り囲みながら、
蓮華王院
(
れんげおういん
)
のほうへ歩いてゆくのである。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“蓮華王院(
三十三間堂
)”の解説
三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)は、京都市東山区三十三間堂廻町にある天台宗の寺院。本尊は千手観音。建物の正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)。同じ京都市東山区にある妙法院の飛地境内であり、同院が所有・管理している。元は後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂で、蓮華王院の名称は千手観音の別称「蓮華王」に由来する。洛陽三十三所観音霊場第17番札所。
(出典:Wikipedia)
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“蓮華王”で始まる語句
蓮華王