蓋老がいろう)” の例文
それがしは、黄蓋と古くより親交あり、日頃、兄弟の交わりをなせるものから、蓋老がいろう、病床に苦吟しつつ、ひそかに一書を認め、それがしに託して、丞相に気脈を寄せらる。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)