“がいろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外廊50.0%
蓋老50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大堰川おおいがわをとりいれて、——その中心に祇園精舎ぎおんしょうじゃにならった毘盧遮那仏びるしゃなぶつの本堂をすえ、塔、楼閣、講堂、山門、七十七の寮舎、八十四けん外廊がいろう、鐘楼、輪蔵りんぞう池泉ちせん、橋、そのほか
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それがしは、黄蓋と古くより親交あり、日頃、兄弟の交わりをなせるものから、蓋老がいろう、病床に苦吟しつつ、ひそかに一書を認め、それがしに託して、丞相に気脈を寄せらる。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)