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葛屋
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くずや
ふりがな文庫
“
葛屋
(
くずや
)” の例文
「
葛屋
(
くずや
)
」は『言海』を見ると、「くさや、かややニ同ジ」とあって、茅屋の字が宛ててある。葛という字に格別の意味はないのであろう。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
中食
(
ちゅうじき
)
は
又左
(
またざ
)
の浪宅にてしたためる。わしは
葛屋
(
くずや
)
へ立寄って、
饅頭
(
まんじゅう
)
を
誂
(
あつら
)
えて後より気まかせに参るゆえ、そちたちは、
人見又左
(
ひとみまたざ
)
の宅で待ちあわしておれ
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平常
(
ふだん
)
、暇があれば、あの
葛屋
(
くずや
)
という
菓子舗
(
かしみせ
)
へ行き、薪を割り、箒を持ち、水汲みの手伝いなどまでしておるそうですから、それをご隠居さまがお好きなことなど
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老公は、身がるに立つと、西山荘へもちと遊びに来い、などといって、
葛屋
(
くずや
)
の店から出て行った。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“葛屋”で始まる語句
葛屋葺