著崩きくず)” の例文
棄値すてねで売ったり又は著崩きくずしたりして、何一つ身につくもののなかったお島は、少しばかりまとまった収入の当がつくと、それを見越して、月島にいる頃から知っていた呉服屋で
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)