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落札
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おち
ふりがな文庫
“
落札
(
おち
)” の例文
……不作が眼に見えたつても、百五十兩下では
落札
(
おち
)
んで、官も商賣上手やが、損知つてゝ高う入れる忠義もんが何んであないに多いやろ。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
わしが受けた時分にや、六十兩でも高いちうたんやが、近年は二百兩下で
落札
(
おち
)
たことがない。今年ら見い、かう早松が生えては、秋の松茸屹と不作やで。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
天狗、天狗、其の大天狗を
俺
(
おら
)
がいわしたツたんや。……其の年に天滿山官林の松茸の札が、六十兩でわしんとこへ
落札
(
おち
)
たんや。山ア始めると、松茸盜みやがつて仕樣がない。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“落札”の意味
《名詞》
落札(らくさつ)
入札の結果、目的とするものを自分のものとする権利を取得すること。
(出典:Wiktionary)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家