“落失:おと” の例文
“落失:おと”を含む作品の著者(上位)作品数
坂口安吾1
“落失:おと”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼は墓地を彷徨し木陰を縫うて、日没の迫まる頃まで魂を籠め(——まだ幸ひに落失おとさなかつた!)幾度か推敲に耽つたのであるが、技巧を弄ぶに順ひ其れは次第に真心を遠ざかる物となり、結局素朴な原型である即興詩のみ此の際最も適切な物であることを認めて満足した。
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)