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萠芽
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ほうが
ふりがな文庫
“
萠芽
(
ほうが
)” の例文
またこんな
混濁
(
こんだく
)
の底から実は必死な次代の良心が
萠芽
(
ほうが
)
しつつあることも、史に
徴
(
ちょう
)
せば期待されないことでもない。
人間山水図巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼等の死と共に、彼等の本拠、彼等の製造工場は、
跡方
(
あとかた
)
もなく焼きはらわれ、百年に一度、千年に一度の大陰謀も、遂に
萠芽
(
ほうが
)
にして刈られてしまった。人類の
為
(
ため
)
慶賀
此上
(
このうえ
)
もなきことである
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
石の生長のようにではなく、植物の
萠芽
(
ほうが
)
のように。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
萠
漢検準1級
部首:⾋
11画
芽
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
“萠芽”で始まる語句
萠芽期