萌黄茸もえぎたけ)” の例文
天狗茸てんぐたけ蠅殺茸はいころしたけ虚無僧茸こむそうたけ落葉茸おちばたけ萌黄茸もえぎたけ月夜茸つきよたけ笑茸わらいたけ、といったようなしれものが、全く真顔をして、茸には慣れた山人をも誘惑して、毒手をたくましうするという例も絶無ではありません。
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)