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華客場
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とくいば
ふりがな文庫
“
華客場
(
とくいば
)” の例文
それに
華客場
(
とくいば
)
の中でも、師匠の家の
内輪
(
うちわ
)
へまで
這入
(
はい
)
っていろいろ師匠のためを思ってくれられた特別の華客先もありました中に
幕末維新懐古談:28 東雲師逝去のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
これは、店の
寂
(
さび
)
れることを用心するには、注文の品を手堅く念入りにして、一層
華客場
(
とくいば
)
の信用を高めることが何よりと感じたからであった。
幕末維新懐古談:30 身を引いた時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
この三枝家が私の師匠東雲師の仕事先、俗にいう
華客場
(
とくいば
)
であったので、師匠は
平常
(
ふだん
)
当主の竜之介と
極
(
ごく
)
懇意にしておりました。
幕末維新懐古談:51 大隈綾子刀自の思い出
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
さて、
今日
(
こんにち
)
から考えて見ても、当時私の身に取って、いろいろな意味において幸福であったと思うことは、師匠東雲師が、まことに
良
(
よ
)
い
華客場
(
とくいば
)
を持っていられたということであります。
幕末維新懐古談:21 年季あけ前後のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“華客”で始まる語句
華客
華客先