“菩提行”の読み方と例文
読み方割合
ぼだいぎょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手脚の傷のえる日を待つつれづれに、ふと、観音像を彫りかけてみたのは、源次郎少年の供養のためというよりは、彼自身が自身のたましいに対する慚愧ざんき菩提行ぼだいぎょうであった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)