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菜種畠
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なたねばたけ
ふりがな文庫
“
菜種畠
(
なたねばたけ
)” の例文
貴下
(
あなた
)
、今お通りになりましてございましょう。
此処
(
ここ
)
からも見えます。この山の
裾
(
すそ
)
へかけまして、ずッとあの
菜種畠
(
なたねばたけ
)
の
辺
(
あたり
)
、
七堂伽藍
(
しちどうがらん
)
建連
(
たてつら
)
なっておりましたそうで。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
菜種畠
(
なたねばたけ
)
の遠く続いてる傾斜の向うに、春昼の光に
霞
(
かす
)
んだ海が見え、沖では遠く、鯨が
潮
(
しお
)
を
噴
(
ふ
)
いてるのである。非常に光の強く、色彩の鮮明な南国的漁村風景を描いてる。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
畠
漢検準1級
部首:⽥
10画
“菜種”で始まる語句
菜種
菜種油
菜種畑
菜種鈎