荊々とげとげ)” の例文
剣という秋霜しゅうそうの気が、その人の全部かのように荊々とげとげしく思われて来たが、彼の仮名文字かなもじをようく見つめているとわかる。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)