草創さうさう)” の例文
然るに草創さうさうの始に立ちながら、家屋を飾り、衣服をかざり、美妾を抱へ、蓄財を謀りなば、維新の功業は遂げられ間敷也。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
悉皆こと/″\く討亡ばして源氏一統の御代となし御自分は鎌倉かまくらながら日本草創さうさう武家の天下として武將の元祖とあふがれ給ふ事是頼朝公は惣領の甚六なれども自然しぜんと大徳のそなはられし事斯の如くなり又其御舍弟の兩人は現在其功を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)