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茶碗酒
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ちゃわんざけ
ふりがな文庫
“
茶碗酒
(
ちゃわんざけ
)” の例文
飯たき久七が
茶碗酒
(
ちゃわんざけ
)
をあおって、
泪
(
なみだ
)
と
鼻汁
(
はな
)
をいっしょにこすり上げているさわぎ。いやもう、裏もおもてもたいそうなにぎやかさ。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
いまにお前たちだって、どんな事になるかわかったものじゃない。一生引受けたは笑わせやがる。でもまあ昔の
馴染甲斐
(
なじみがい
)
に江戸の
茶碗酒
(
ちゃわんざけ
)
でも一ぱい振舞ってやろうか。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
つきもない
小唄
(
こうた
)
を口ずさんで見たが一向に気持が浮き立たず、やがて、三十九歳の蕾を相手に、がぶがぶ
茶碗酒
(
ちゃわんざけ
)
をあおっても、ただ両人まじめになるばかりで、顔を見合せては
溜息
(
ためいき
)
をつき
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
碗
漢検準1級
部首:⽯
13画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“茶碗”で始まる語句
茶碗
茶碗蒸
茶碗鮨
茶碗の水