茂味しげみ)” の例文
こぶだらけの黒松が、五六本行列はしてゐるものゝ、その木と木の間ががらんとして、森にあるべき茂味しげみといふものがまるでない。
亡びゆく森 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)