若衆わけえしゅ)” の例文
とっさん、そうするとね、其処へ一本差した海鼠襟なまこえりの合羽を着た侍が這入へえって来てね鰻を食いながらコソ/\話をして、その侍が先へけえっちまってから飯を食ってサ、若衆わけえしゅ
仙「えゝ重さん、妙な事があるもんだね、刀は出るぜ、おい若衆わけえしゅ
仙「乱暴な奴だな、あのさむらいは何だえ若衆わけえしゅ
車夫「此処で若衆わけえしゅ暇ア貰いてえものだ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)