“苅葺”の読み方と例文
読み方割合
かりぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分が母につれられてお松が家の庭へ這入はいった時には、梅の花が黒い湿った土に散っていた。往来から苅葺かりぶきのかぶった屋根の低い家が裏まで見透かされるような家であった。
守の家 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)