芹摘せりつみ)” の例文
私達が友達同士でざるを持つて「野のひろ」つみ芹摘せりつみに來られるやうになつた頃は、シラチブチは眞ん中だけ殘してかわいてゐた。どんな土用の最中さなかにも淺いけれど水は有つた。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)