トップ
>
花隈城
>
はなくまじょう
ふりがな文庫
“
花隈城
(
はなくまじょう
)” の例文
「——今暁、毛利の水軍が、兵庫の海辺へ
夥
(
おびただ
)
しく寄って、荒木村重の属城、
花隈城
(
はなくまじょう
)
のうちへ兵を入れた」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たとえば、荒木と毛利の両軍が聯合してたて
籠
(
こも
)
っている兵庫の
花隈城
(
はなくまじょう
)
へ対してなど、不断に攻撃をつづけ、
須磨
(
すま
)
、一ノ谷、六甲あたりの寺院でも村々でも
仮借
(
かしゃく
)
なく焼きたてた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊丹
(
いたみ
)
を本城として、尼ヶ崎城と兵庫の
花隈城
(
はなくまじょう
)
とをむすび、三城連環の線をなして、中国大坂間の交通を
遮断
(
しゃだん
)
し、本願寺そのほかの反信長分子と毛利家との連絡をきびしく
監視
(
かんし
)
している。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
城とともに在るべき城主たり謀反の
張本人
(
ちょうほんにん
)
たる位置をもわすれて——ひとり
密
(
ひそ
)
かに、ここを脱して、なお在る味方の一城、摂津の
花隈城
(
はなくまじょう
)
(兵庫)へひとまず落ちて行こうと肚をすえたのである。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
花隈城
(
はなくまじょう
)
へ」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“花隈城”の解説
花隈城(はなくまじょう)は、摂津国八部郡花熊村(現・兵庫県神戸市中央区花隈町)の元町駅西方にあった日本の城。別名は花熊城。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
隈
漢検準1級
部首:⾩
12画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“花隈”で始まる語句
花隈