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花樹
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はなき
ふりがな文庫
“
花樹
(
はなき
)” の例文
私が
今日
(
けふ
)
またこんな物を書いて置かうと思ひましたのは、
花樹
(
はなき
)
と
瑞樹
(
みづき
)
が学校へ草紙代や筆代で四十六銭づヽ持つて
行
(
ゆ
)
かねばならないと云ひまして
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
三郎が京の
茅野
(
ちの
)
さんの
処
(
ところ
)
へ行つてからもう十五日になる、
花樹
(
はなき
)
は
何時
(
いつ
)
行つたのであらうなどヽ考へながら私は引き離された
双生児
(
ふたご
)
の
瑞樹
(
みづき
)
の
枕許
(
まくらもと
)
へ坐ります。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
花樹
(
はなき
)
と
瑞樹
(
みづき
)
の二人が一緒に生れて来る前の私が、
身体
(
からだ
)
の苦しさ、心細さの
日々
(
にち/\
)
に募るばかりの時で、あれを書かなければならなくなつたのだと覚えて居ます。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“花樹”の意味
《名詞》
花が咲く樹木。花を観賞するような樹木。
(出典:Wiktionary)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“花樹”で始まる語句
花樹墻