芦汀ろてい)” の例文
阮小二げんしょうじの家も、探すまでのことはない。芦汀ろていに臨み、山にり、数隻の小舟をもやった棒杭から、茅屋あばらやの垣にかけて、一張りの破れ網が干してあった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)