“芥虫”の読み方と例文
読み方割合
ごみむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
共同風呂を設けた処は、酒や雑貨をあきなうかたわら、旅籠はたごを兼ねている家であった。そこは裏の小川から水車で水を汲みあげるので、共同風呂の中には平生いつも木の葉や芥虫ごみむしの死骸などが浮いていた。
風呂供養の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)