芥捨場ごみすてば)” の例文
あわせて火遁法を使い、所持の油ボロをいて、徐家じょけの浴室の裏、厨房ちゅうぼう芥捨場ごみすてば、ほか一、二ヵ所に狐火みたいな炎がめらめらかれていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泰文は二つの死骸を芥捨場ごみすてばへ投げだし、裏門から野犬を入れて食わしてしまった。そうして置いて、その足で保平の部屋へ行って陽気に酒盛をはじめた。
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
荒廃した寺の裏庭に、芥捨場ごみすてばのような空地がある。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)