“色鬼”の読み方と例文
読み方割合
しきき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誰か善くその妻と妹とを強人がうじんの為に凌辱りようじよくせられ、しかも猶天を仰いで神の御名みなとなふ可きものあらむ。予は今後断じて神に依らず、予自身の手を以て、予が妹明子をこの色鬼しききの手より救助す可し。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)