“舞蹈会”の読み方と例文
読み方割合
ぶとうかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何だ? これがダンスと云うものなのか? 親をあざむき、夫婦喧嘩げんかをし、さんざ泣いたり笑ったりした揚句の果てに、おれが味わった舞蹈会ぶとうかいと云うものは
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
このユスタスと云う男は、マッカネル以上に不愉快な奴で、ナオミの御機嫌を取ることが実に上手で、一度私は、腹立ち紛れに、舞蹈会ぶとうかいの時此奴こいつなぐったことがあります。
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)