“自惚鏡”の読み方と例文
読み方割合
うぬぼれかがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また金唐革とか、紅革などとわれるものを製作したり、伽羅きゃらの木で源内櫛げんないぐしというのを作ったり、硝子ガラス板に水銀を塗って自惚鏡うぬぼれかがみという鏡をも作りました。
平賀源内 (新字新仮名) / 石原純(著)
大抵の婦人は自惚鏡うぬぼれかがみに向って、私はこれで目丈けは千両だとか額丈けは富士額ふじびたいだとかと何か取柄とりえを見つけ出します。そうしてその一個所に重きを置いて、他のところは忘れてしまいます。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)