“臨皐”の読み方と例文
読み方割合
りんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我が偏奇館この空地を去る事遠からざれば散策の途次必ず過ぎて夏の夕には緑蔭に涼風を迎えて時に詩を読み、冬の夜には月中落葉を踏んで将に臨皐りんこうに帰らんとするの坡公はこうを思う事あり。
偏奇館漫録 (新字新仮名) / 永井荷風(著)