臍曲へそまが)” の例文
彼女はなんの罪もないのに造った者の誤り、または臍曲へそまがりの代償を払わされているのだ。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
馬鹿で無法で臍曲へそまがり。そういってあたい達うたってるのだもの。
一本刀土俵入 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
彼女はなんの罪もないのに造った者の誤り、または臍曲へそまがりの代償を払わされているのだ。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
顔をしかめ、だめだ、というふうに手を振るので、主馬が慌てて、「ああ、あれは臍曲へそまがりだからね、曲軒という仇名あだながあるくらいで、かれはなんにでも理屈をつける、なってないよ」
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)