“腿肉”の読み方と例文
読み方割合
ももにく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛の腿肉ももにくの冷たいのや、そのほかうまそうなご馳走が載っていて、泡を吹きだしているビールの大コップが二つ、番兵をしているようなふうだった。
駅馬車 (新字新仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
その肉のうちにもロースがあり三枚肉があり腿肉ももにくがあります。ただ豚の肉といっては食べ頃も使い道も分りません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
二十貫もある大きな猪でございました、原田どのは双肌もろはだぬぎになって、山刀でみごとに腹を裂き、皮をぎ、肩や腿肉ももにくを切り取って、半ときと経たぬまに、きれいに拵えてしまわれました。