腐色ふしょく)” の例文
連年の飢饉、人心の荒廃など、自然人々の顔にも反映して、どの顔を見ても、眼はとがり、耳は薄く、唇は腐色ふしょくを呈し、皮膚は艶やかでない。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)