“脅嚇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おどかし66.7%
きょうかく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供じみた脅嚇おどかしに過ぎないのをぢてゐたけれど、そんな事を遣りかねない野獣性が、どこかに潜んでゐるやうにも思へた。
風呂桶 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
金は無論しい。脅嚇おどかしも勿論く。二十万坪の内八万坪、五十三名の地主の内十九名は、売渡うりわたし承諾しょうだく契約書けいやくしょに調印してしまった。踟蹰ちちゅうする者もあった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
もししいてというなら、当方には弁護士もいるから、場合によってはどうのこうのとまるで脅嚇きょうかくであった。