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能書
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のうしょ
ふりがな文庫
“
能書
(
のうしょ
)” の例文
「
広沢
(
こうたく
)
をして日本の
能書
(
のうしょ
)
ならしめば、われはすなわち漢人の
拙
(
せつ
)
なるものと云うたのは、徂徠だったかな、和尚さん」
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これは
清衡
(
きよひら
)
存生
(
ぞんじょう
)
の時、
自在坊
(
じざいぼう
)
蓮光
(
れんこう
)
といへる僧に命じ、一切経書写の事を
司
(
つかさど
)
らしむ。三千日が間、
能書
(
のうしょ
)
の僧数百人を
招請
(
しょうせい
)
し、供養し、これを書写せしめしとなり。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
勤倹兄に過ぎる位の男にて、
経学
(
けいがく
)
に通じ
能書
(
のうしょ
)
なり、兵学を研究し西洋砲術を研究せり。しかし大の和流砲術熱心にて、和流は十分西洋流に敵するに足るといえり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“能書”で始まる語句
能書家
能書不択筆