胡兆新こてうしん)” の例文
春風頼惟疆しゆんぷうらいゐきやうの来り訪ふに会した。清人しんひとにして蘭軒と遊んだものには、先づ伊沢信平さんの所蔵の蘭軒文集に見えてゐる張秋琴ちやうしうきんがある。次に程赤城ていせきじやうがあり、胡兆新こてうしんがあると、歴世略伝に見えてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)