胎土たいど)” の例文
今それらの城主や戦蹟についていちいち記録を拾っているいとまを持たないが、宮本武蔵はとにかくそういう郷土の胎土たいどから生れているのである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)