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聰
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サト
ふりがな文庫
“
聰
(
サト
)” の例文
其後十二年、南家の娘は、
二十
(
ハタチ
)
になつてゐた。幼いからの
聰
(
サト
)
さにかはりはなくて、玉・
水精
(
スヰシヤウ
)
の美しさが益々加つて來たとの噂が、年一年と高まつて來る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其後十二年、南家の娘は、
二十
(
ハタチ
)
になつてゐた。幼いからの
聰
(
サト
)
さにかはりはなくて、玉・
水精
(
スヰシヤウ
)
の美しさが益々加つて來たとの噂が、年一年と高まつて來る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
姫の心は、こだまの如く
聰
(
サト
)
くなつて居た。此
才伎
(
テワザ
)
の
經緯
(
ユキタテ
)
は、すぐ呑み込まれた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其で、男女は唯、
長老
(
トネ
)
の言ふがまゝに、時の來又去つた事を
教
(
ヲソ
)
はつて、村や、家の行事を進めて行くばかりであつた。だから、教へぬに日月を語ることは、極めて
聰
(
サト
)
い人の事として居た頃である。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其で、男女は唯、
長老
(
トネ
)
の言ふがまゝに、時の來又去つた事を
教
(
ヲソ
)
はつて、村や、家の行事を進めて行くばかりであつた。だから、教へぬに日月を語ることは、極めて
聰
(
サト
)
い人の事として居た頃である。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
聰
部首:⽿
17画
“聰”を含む語句
聰明
眼聰
人皆養子望聰明
聰慧
聰明樣
豐聰耳