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老婦
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おうな
ふりがな文庫
“
老婦
(
おうな
)” の例文
「げに月日経つことの早さよ、源叔父。ゆり殿が赤児
抱
(
だ
)
きて磯辺に立てるを
視
(
み
)
しは、われには
昨日
(
きのう
)
のようなる心地す」
老婦
(
おうな
)
は嘆息つきて
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
俳優
(
やくしゃ
)
のうちに
久米五郎
(
くめごろう
)
とて
稀
(
まれ
)
なる美男まじれりちょう噂島の娘らが間に高しとききぬ、いかにと若者
姉妹
(
はらから
)
に向かっていえば二人は顔赤らめ、
老婦
(
おうな
)
は大声に笑いぬ。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
否
(
いな
)
さまでならず、ただ去年のものにはすこしく
優
(
まさ
)
れりとうち消すようにいうは
老婦
(
おうな
)
なり。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“老婦”の意味
《名詞》
老 婦(ろうふ)
老いた女性。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“老婦”で始まる語句
老婦人