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老女
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おば
ふりがな文庫
“
老女
(
おば
)” の例文
「先生、渡辺の
老女
(
おば
)
さんがお待ちなされてです」と呼ばれる大和の声に、彼は沈思の
面
(
おもて
)
を揚げて「其れは誠に申訳がありませんでした」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
徐
(
おもむ
)
ろに
擡
(
もた
)
げて鉄縁の
近眼鏡
(
めがね
)
越
(
ごし
)
に打ちながめつ「あア、
老女
(
おば
)
さんですか、大層早いですなア——先生は
後圃
(
うら
)
で御運動でせウ、何か御用ですか」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「実に
御辞
(
おことば
)
の通りです」と篠田は
首肯
(
うなづ
)
き「けれど
老女
(
おば
)
さん、真実我を支配する婦人の在ることは、
男児
(
をとこ
)
に取つて無上の歓楽では無いでせうか」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“老女”の意味
《名詞》
高齢の女性。
武家で奥向きの侍女の長。
(出典:Wiktionary)
“老女”の解説
老女(ろうじょ)は、武家や公家で、侍女の筆頭である女性のこと。また、幕府女中の上臈御年寄、小上臈、御年寄の三役の総称として、老女という呼称が用いられた。
(出典:Wikipedia)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“老女”で始まる語句
老女達
老女修道者
老女史
老女子
老女役