群立むらた)” の例文
我目前には猶突兀とつこつたる山骨の立てるあり。物寂しく獨り聳えたる塔のさきに水鳥の群立むらたち來らんをうかゞひて網を張りたるあり。脚底の波打際を見おろせばサレルノのまちの人家碁子きしの如くつらなれり。
玉きはる いのちのうめき ほむらして あやなす雲と 群立むらたちにけむ
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)