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美事
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びじ
ふりがな文庫
“
美事
(
びじ
)” の例文
すでに平民へ
苗字
(
みょうじ
)
・乗馬を許せしがごときは
開闢
(
かいびゃく
)
以来の一
美事
(
びじ
)
、士農工商四民の位を一様にするの
基
(
もとい
)
ここに定まりたりと言うべきなり。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
高座に
媚
(
こび
)
を売らぬ見識をもつのと並べて、呂昇の
美事
(
びじ
)
は、呂昇が芸の人としての如才なさ、あれほどの盛名があればとかく高慢になりがちなものであろうを
豊竹呂昇
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
男子の不品行は既に一般の習慣となりて、人の怪しむ者なしというといえども、人類天性の本心において、自ら犯すその不品行を人間の
美事
(
びじ
)
として誇る者はあるべからず。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
新聞紙の面を見れば政府の
忌諱
(
きき
)
に触るることは絶えて
載
(
の
)
せざるのみならず、官に一毫の
美事
(
びじ
)
あればみだりにこれを称誉してその実に過ぎ、あたかも
娼妓
(
しょうぎ
)
の客に
媚
(
こ
)
びるがごとし。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“美事”の意味
《名詞》
美しい事柄。
(出典:Wiktionary)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“美事”で始まる語句
美事です
美事光明