羅店らてん)” の例文
王子服おうしふくきょ羅店らてんの人であった。早くから父親を失っていたが、はなはだ聡明で十四で学校に入った。母親がひどく可愛がって、ふだんには郊外へ遊びにゆくようなこともさせなかった。
嬰寧 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)