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緋天鳶絨
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ひびろうど
ふりがな文庫
“
緋天鳶絨
(
ひびろうど
)” の例文
いくらフロツクに
緋天鳶絨
(
ひびろうど
)
のチヨツキを着て
由兵衛奴
(
よしべゑやつこ
)
の頭を
扇子
(
せんす
)
で叩いてゐたつて、云ふ事まで
何時
(
いつ
)
でも
冗談
(
じようだん
)
だとは限りやしない。
南瓜
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
頭でつかちの
一寸法師
(
いつすんぼふし
)
見たいなやつでね、
夫
(
それ
)
がフロツクに
緋天鳶絨
(
ひびろうど
)
のチヨツキと云ふ
拵
(
こしら
)
へなんだから、ふるつてゐたよ。おまけにその
鉢
(
はち
)
の
開
(
ひら
)
いた頭へちよんと
髷
(
まげ
)
をのつけてゐるんだ。
南瓜
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
鳶
漢検準1級
部首:⿃
14画
絨
漢検1級
部首:⽷
12画
“緋天”で始まる語句
緋天鵞絨
緋天絨鴦
緋天鵝絨