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綯交
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ないまぜ
ふりがな文庫
“
綯交
(
ないまぜ
)” の例文
小僧はちよいと躊躇したが、
笑談
(
じょうだん
)
でもなんでも銭を払へば好いと思つたと見えて、すなほに帽子を取つてくれた。紺と白とを
綯交
(
ないまぜ
)
にした、細い麻糸で鉢巻がしてある。品の好い帽子である。
田楽豆腐
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
声と声とが
綯交
(
ないまぜ
)
になると来ている。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
真実と作為とを
綯交
(
ないまぜ
)
にした末造の言分けが、
一時
(
いちじ
)
お上さんの
嫉妬
(
しっと
)
の火を消したようでも、その効果は
勿論
(
もちろん
)
palliatif
(
パリアチイフ
)
なのだから、無縁坂上に実在している物が、依然実在している
限
(
かぎり
)
は
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
綯
漢検1級
部首:⽷
14画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“綯”で始まる語句
綯
綯総
綯索