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絿
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ちぢ
ふりがな文庫
“
絿
(
ちぢ
)” の例文
そう云う声と共に、むっくり
島田髷
(
しまだまげ
)
を擡げたのは、新参のお花と云う、色の白い、髪の
絿
(
ちぢ
)
れた、おかめのような顔の、十六七の娘である。
心中
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
絿
(
ちぢ
)
れた髪をして、レエスの著いた襟を掛けて
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
絿
(
ちぢ
)
らせた
明色
(
めいしょく
)
の髪に金粉を
傅
(
つ
)
けて、肩と腰とに
言訣
(
いいわけ
)
ばかりの赤い着物を着た女を、客が一人
宛傍
(
ずつそば
)
に引き寄せている。金井君は、「己は肺病だぞ、傍に来るとうつるぞ」と叫んでいる。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
わたくし共は、
絿
(
ちぢ
)
れた髪が
顳顬
(
こめかみ
)
に波を打っては
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
絿
(
ちぢ
)
れたる髪に
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
絿
部首:⽷
13画
“絿”を含む語句
絿毛
絿髪